便所の穴へ戯言を叫んでみる
なんだコノヤロ、やんのかこら。
若さと可能性と偏見 - 2012年01月17日

先日、とあるIT業界の交流会に参加した。
そこで、専門学校を卒業したての20歳そこそこの若い兄ちゃんに会った。

「フリーランスでプログラマをしています。」

「この交流会にくれば仕事があるかもしれないといわれて参加しました。」

「就職に失敗したのでフリーランスになりました。」

「学校ではゲーム作成の学科にいっていました。」

「中小のゲーム会社やソーシャル系のゲーム会社も受けましたが全部落ちました。」

「東京のほうのまで行きましたがダメでした。」

「仕事が無いので“姫路”で勉強会を開催しています。」

彼に対する俺の第一印象は「コイツとは仕事したくないな」だ。技術的ウンヌンの前に人間として全く信用ができない。(オマエナンボノモンジャ、というのは置いておいて)

まず、「就職に失敗した」を公言していることがそもそもダメ。この就職“超”氷河期に就職を失敗するのは仕方が無い。就職に失敗した原因の半分は君のせいじゃないだろう。しかし、「就職に失敗した」を大勢の前で公言するのは絶対にダメ。なぜなら「僕は誰にも相手にされませんでした」と公言しているようなものなのだから。新卒採用なんぞ技術的な要素以前の人間性や将来性で判断されるのだから「社会人として誰にも認めてもらえませんでした」と公言しているようなものなのだから。せめて、「自分の人生を企業に任せるのではなく、自分の腕で生きてみようと思ってフリーランスの道を選びました」ぐらい言ってほしいものだ。

さらにダメな点を言えば、「就職に失敗したから“しかたがなく”フリーランスになりました」という事を公言している事もダメ。フリーランスという職種は“しかたがなく”やるものじゃない。“やりたくて”やるものだ。限りなく信用の薄いフリーランスが「今の僕は腰かけフリーランスです」と公言してどうする。さらに信用を薄くするだけだ。そもそも信用が無い彼にとっては致命的。

加えて、このくらいの若い年の兄ちゃんにありがちな事なのだけど「本当は俺は出来る人間なんだ」的な上から目線な態度であったり「やりたくはないが、しかたがないからやってやる」的なしゃべり方が気に障る。

たぶん、彼はどこかの企業に入って、その鼻っ柱をへし折られて、プログラマ以前に社会人としてシゴかれないと、他の人間から信用なんてされないよ、と思った。





ここまで思って、ふと考えたことがあった。

彼、このままスタンス変えずに突っ走ったらスゴイことになるよなぁ・・と。

もうひとつ、彼をコキおろしているけど、それって俺の偏見だよね・・と。

そして・・・オマエ、他人の事言えねぇだろ・・と。

色々な意味で今後が楽しみな人材ではありますな。彼も俺も。

この記事には1件のコメントがあります。

  1. 末端の末端 より:

    なぜか、たどり着いたよww

    元気そうだね。
    らしさが失われてなくて安心したよ。
    読んでて「彼」の姿は誰かの10年前のように感じたけどね(笑)

    ところで予約システム、いいね。シンプルだし。
    都会の歯医者を回ったら、案外売れそうだけどね。
    ただ、売るってのはホント難しい事だよなぁ。

    肌感覚で理解してると思うけど、敢えて物申すと、
    海外に行ったらいいじゃないかと思うぜ、簡単じゃないけど。
    コードがわかる日本的感覚を持ったブリッジの供給は本当に足りてないと思う。
    ベトナムあたりか、国内と時差があるトコだろうか。。。
    語学が・・・なんてしょぼい事を考えるならやめた方がいいけど。

    若くて安くてとびきり優秀な中国人プログラマは、日本にいっぱいいると思う。

    実績は重要だ。

    以上、エールの代わりに、2本足で立っているもう若くない今が旬の男へ。

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